左上から時計回りに…
バージニアマツ、ハウチワカエデ、バンクスマツ、カナダツガ、ノムラモミジ、
シンジュ、リギダマツ、イングリッシュオーク、オニグルミ、ピンオークの葉っぱ、
オオモミジ、イロハモミジ、レッドオーク、ミズナラ、タイワンアカマツ、トウカエデ、
カラマツ、オウシュウカラマツ、 イタヤカエデ。
オニグルミは、半分に割れハートの断面図が見えるほうがエゾリスが齧ったもので
孔があいているほうがネズミが齧ったもの。
なんてかわいいのでしょう。
先日購入した 北海道のネイチャー雑誌『Faura』のエゾリス特集におもしろい話が
載っていました。
シマリスと違い冬眠しないエゾリスは秋になると地面や枝の又などに油分を多く含んだ
オニグルミやミズナラ、ショウセンゴヨウなどの木の実を埋めていくそうです。
1日に200個以上も貯蔵する観察例もあるのだとか。
しかし、1日に食べる量はオニグルミならせいぜい2〜3個程度。
よく「リスは自分が埋めた場所を忘れてしまい、そのおかげで木の実は発芽できる」なんていいますが、埋めた場所を忘れるというより食べきれない量を貯蔵しすぎたためそれが春になると芽吹く…というのがどうやら本当のところらしい。
知れば知るほど、可愛さ倍増のエゾリスくん!!
カラッと揚がった小さなエビフライはカラマツの松ぼっくりのウロコが剥がされた姿。
こちらもエゾリスの仕業です。
こんなに小さいエビフライを見たのは初めてだったので、心の中で「きゃあーーー!!」
と悲鳴をあげながら収穫しました。
こちらもエゾリスさんのお仕事、ドイツトウヒのエビフライです。
食べかけてやめてしまったもの、衣たっぷりのもの、
芯が細くなった極細エビフライなど、いろいろあります。
眺めているだけで、アナザーワールド。
予定より遅れております、ドングリ標本函、来月にはお披露目できるよう
がんばります。