こちらも久々の訪問、田中美穂植物店。
前回、虫こぶのお土産ももらっていたので、
今回はお返しにハートのブンブクを持っていきました。
お店にはかわいい植物とお客さんからもらったという鳥の巣や繭、
自然の標本がたくさん無造作に飾られていて、たのしいです。
あれこれ物色したりお喋りしていると、なにやら植木鉢のほうから蠢くものが。
なんと蛹から出たばかりのアゲハチョウがおぼつかない脚でヨチヨチ歩いているではありませんか。
アゲハチョウの蛹ってはじめて見ましたが、すごく小さくて地味(茶)でびっくり。
以前、自宅でカイコとヤママユガを育てたことがあるのですが
(こちらは白や緑の繭から出てくるのですが)
そうか、蝶の羽化の瞬間を見たのははじめてでした。
田中さんは、アゲハの幼虫を見つけると餌となる柑橘系の葉っぱをあげて面倒みているのだそう。
まだこれから羽化する蛹も店内に隠れているのだとか。
後で調べたら、アゲハチョウの蛹って場所によって色が違ってくるんですね。
緑色の枝で蛹になったら緑色の蛹になるそうです。
しばらくすると、しわしわだった翅もきれいにのびました。
昆虫のメタモルフォーゼってほんとうに神秘的です。