2011年12月21日水曜日

異形のものたち アルプスの森の人。























 ANAの飛行機に乗るたびにひそかにたのしみにしているのが機内誌『翼の王国』。
先日の東京行きでひさびさに読みました。

ぱらぱらページをめくっていて目に飛び込んできたのは
木の枝や葉っぱで身を包むなにやら怪しげな人たち。
ぬわーなんじゃこりゃあああーー!!森おじさん??西洋なまはげ??
ひとり、飛行機の中で大興奮。


場所はスイス・アルプスの山間にあるウルネッシュという小さな村。
古い年の悪霊を追い払い、新しい年の福を招くという年越しの祭り
「シルベスタークロイゼ」では、風変わりな衣装や仮面、
被りものを纏った男たちが鈴を鳴らしヨーデルを歌いながら
村を練り歩くという。









































































森で拾い集めてきた木の枝や葉っぱ、木の実を使い、1年がかりで作り上げる。
大晦日を心待ちにしながら1年を過ごしているのだ。























巨大な鈴は魔除けの意味があるらしい。
シッポがカワイイ。























 「森の人」にはダンディなものと荒々しいものの2つの種類があるそう。


























 もともと「森の人」だけ存在したが、村が繊維業で潤うと「美しい人」が加わる。
「美しい人」の被りものは電飾でぴかぴか光ったり、人形やジオラマが乗っていたり
こちらもかなり手が込んでいる。


























被りもの大きさに圧倒されます。
カウベルや丸い鈴もかなりの重さ。(丸い鈴12個で20キロ!)
スカートはいてるけど、男の人です。


「美しい人」もすてきだけど、、、
わたしの好みは、やはり「森の人」。

毎夜、猫フグとなまはげごっこをしているのですが
(かわええ子はいねが〜と恐ろしげな声で追いかけまわす)
衣装もこんなふうに凝ったものでやりたいものです。

























アルプスの森の人が掲載されている『翼の王国』が1冊余分にあるので、
欲しい方にお送りいたします!
(テイクフリーの機内誌なので中古本ということをご了承ください)

メールにてご連絡ください。→締め切りました!




シルベスタークロイゼの動画はコチラ。