今年はクリスマスツリーを飾ったり、ヘクセンハウス(魔女の家)を
作ったりする余裕がなかったので、クリスマスにまつわる本や
ヴィンテージのオーナメントを買いためることで欲求不満を解消。
手吹きのオーナメントは壊れやすいはかなさと
いびつでちょっぴり野暮ったいところが魅力。
オーナメントをひとつひとつ丁寧に収められる標本函風なハコもよい感じ。
クリスマスツリーが飾られるようになったのは今から約500年前、
アルザス北東部が発祥の地といわれているそうです。
17世紀頃まではクリスマスツリーに飾るものはリンゴやパンなど
食べられるものだけだったそう。
18世紀に入ると砂糖菓子や天使、ロウソク(どれも当時では高価なもの)などが飾られ
19世紀に入り工業化が進むようになると中流階級にもクリスマスツリーを飾る習慣が浸透し
それまでツリーの下に置いてあったプレゼントを模したもの、
厚紙でつくった模型などが飾られるようになったそうです。
ガラス玉のオーナメントはガラスの材料が採れるドイツのチューリンゲンの森にある
小さな町ラウシャで生まれました。(義眼発祥の地でもあります)
背負子にガラス玉を積んで市場まで運ぶ
ラウシャのおばあちゃん、
ガラスは軽いとはいえ、逞しい。
子どももガラス工場で働いたそうです。
ドングリや松ぼっくりなどオーナメントは、
五穀豊穣を願う意味も込められているそう。
やっぱりドングリスマス。