『CHILDREN OF THE NORTHLIGHTS』 Ingri & Edger Parin D′Aulaire 1945年
イングリ・ドーレアとエドガー・パーリン・ドーレア(夫婦)によって描かれた
珠玉の絵本。
オーロラの光のもとで自然と戯れ、家の仕事を手伝い、たくさんのことを学んでいく
ノルウェーサーミの兄ラッセと妹リセの眼差しがとても美しく印象的。
(ノルウェーのトナカイサーミの暮らしを丁寧に描いた『ゆきとトナカイのうた』
著:ボディル・ハグブリンク というすばらしい絵本がありますが
こちらは素朴なタッチでより詩情豊かに描かれています)
この本はしばらく絶版でしたが、今は新しい本も手に入るようです。
ぴかぴかの本より、傷も書き込みもあるような古い本が好みなので
わざわざ古い本を探して買いました。
古本の児童書は子供らに何度も読まれ、時々乱暴に扱われながら角が取れ
色あせてゆき、「いい感じに育って」いることが多いので、とくに魅力的です。
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